渋谷にある古本屋さん。
50’s〜60’sの雑誌も充実していて、資料集めにたまに行ってます。さすがにVOUGUEとかは価格的にまだ手を出す勇気がないのですが、比較的リーズナブルな雑誌も良いものが揃っています。
静かでゆっくり探すことができ、声をかければ中身も確認させていただけるので、お気に入りの本屋さんです。
渋谷にある古本屋さん。
50’s〜60’sの雑誌も充実していて、資料集めにたまに行ってます。さすがにVOUGUEとかは価格的にまだ手を出す勇気がないのですが、比較的リーズナブルな雑誌も良いものが揃っています。
静かでゆっくり探すことができ、声をかければ中身も確認させていただけるので、お気に入りの本屋さんです。
「オルガンの女王」シャーリー・スコットの超ギトギト・ソウルファンク。
キング・カーティス、ハンク・クロフォード、デイビット・ニューマンのものすごいサックス奏者との競演作。そしてドラムはスティーブ・ガット。うれしいねぇ。
オルガニストとしては珍しく、ベーシスト入りの編成を組むシャーリー・スコットですが、本作ではチャック・レイニーなんかも弾いています。
初めてのシャーリー・スコットなのですが、このアルバムは「Stand by Me」やビートルズ「Get Back」なんかもカバーしていて、黒汁満載のオススメです。
先日の「誰も知らない」でお話しした川内倫子さんの写真集です。
本屋さんで眺めていたら涙が溢れてきて、こりゃたまらんと、購入。
川内さんが13年間撮りためた家族の記録です。
関係ないのに家族の一員になった気分になり、忘れかけていた色んな記憶が駆け巡ります。
「過去の何気ない毎日がキラキラして見える」という類の川内さんの後書きの言葉が心に響きます。
そういえば、魚喃キリコの「strawberry shortcakes」でも似たような言葉が出てきて、同じような気持ちになったことを思い出しました。
今更ですが観ました。
巣鴨子供置き去り事件の情報が先行していたので、重い感じがしてました。
母親と長男を美化しすぎているという批判もあったみたいですが、あの事件はモチーフになっただけで別物の作品だと思いました。
観終わった後には言葉にならないものが突き刺さった感じです。
物語事態は常識を逸脱しているのに、決してイヤな感じではなく、暖かさえ感じました。
ただ、あってはならない事件があったということだけは忘れてはいけないでしょう。
末っ子のゆきちゃんが可愛かったので、実際の事件のあの出来事が起こるのかと思うと切ない気持ちで観ていたのですが、あーいう事で起きたのではなくて、あーいう事にしてくれたのは、少し救われた気もします。
ちなみにスチールは川内倫子さん。
「blue」(©Kiriko Nananan)の時もそうだけど、「やっぱりな」と思わせる写真です。
川内さんの写真は普通の日常なのに切ないほどの懐かしさが感じられます。
オーバー気味の露出や自然光の柔らかさですかね。
僕もこんな写真が撮りたいと思う、大好きな写真家の一人です。
小学生の頃、妹が「シニカル・ヒステリー・アワー」のコミックを集めてたのを盗み読みしてたのですが、大人になった今、この「いまどきのこども」と「シニカル・ヒステリー・アワー」を読み返すと、子どもの頃の感覚を取り戻せる気がします。
「シニカル・ヒステリー・アワー」は文庫で集めたのですが、「いまどきのこども」はこのハードカバーのコミックで集めたくて、今もブックオフを彷徨っております。だって、祖父江慎さんの装幀が素晴らしいんだもん。
80年代に小学生だった大人たちへ捧げます。
最近あまり新譜を買わなくなったのですが、この夏に買った1枚。
なんだかやけにG. Love & Special Sauceがコメント付きでプッシュされてて、なぜ今更と不思議に思ってたら、ジャック・ジョンソンなのね。
G. Love & Special Sauceの1stの1曲目の一発のキックでやられてからもう10年以上。
試聴してみたら「やっぱ、好きだわ」ってことで購入。
ジャック・ジョンソンにベン・ハーパー、souliveなどなど、やたら豪華なゲストが名を連ねております。
先日、友人のライブを観に行った時、対バンで出てたリクオさんが石原裕次郎の「夜霧よ今夜も有難う」をボサノヴァアレンジで弾き語りをしていました。ボサノヴァのリズムに乗っても格好いいな、と実感。
昔の歌謡曲って質が高いですよね。帰ってから松田聖子のレコードを引っ張り出しました。
80年代の歌謡曲って作家陣が豪華だからね。筒美京平、松本隆、大滝詠一、財津和夫、杉真理、ユーミンとか。
そういえばこの間出た松田聖子のスーパーアルバムBOXってすごいね。10万だよ、10万。
うーん、欲しいかも。。。
東のブルーノートに西のパシフィック・コンテンポラリー。
東のフランシス・ウルフに西のクラクストン。
最高峰のジャズ・カメラマン「ウィリアム・クラクストン」の半生を描いたドキュメンタリーです。
僕の大好きなリード・マイルス師匠がフランシス・ウルフの写真に絶妙のタイポグラフィーでデザインしたブルーノートのジャケットは「夜」や「地下」「密室」といった音楽特有の雰囲気を醸し出しているのに対して、クラクストンが撮るジャケット写真は明るさや開放感に満ちている。それは西海岸の太陽や潮風さえも感じられるくらいである。
チェット・ベイカーやソニー・ロリンズのジャケットを見ればわかる通り、西海岸のジャズはクラクストンが確立した言っても過言ではないでしょう。
写真家もデザイナーもミュージシャンもみんな楽しめる映画だと思います。
派手さはないが、絶妙のグルーヴ感がたまらないREUBEN WILSON。
7月に東京駅近くのライブハウス「コットンクラブ」にMASTERS OF GROOVE
featuring REUBEN WILSON, GRANT GREEN Jr. & CLYDE STUBBLEFIELDを観に行きました。
REUBEN WILSONってそんなにメジャーじゃないし、BLUE NOTE系列なので、どうせちょっとJAZZを知ってる風な大人たちが雰囲気だけで集まっているんだろうと思っていたら、普通のOLぽい人が一人で来てたり、客層も幅広くて面白かったな。色んなオルガン好きが居るんだな、と。ま、そんな僕らは場違いなTシャツ&ジーパンのただのオルガンキッズなのでした。
ということでで、BLUE NOTEからの1枚。
確か中学生くらいの時にNHKでビートルズ出演時の映像が放送されていて、ビデオに録って何度も観たものでした。
18巻一挙発売だったので、まず何を買うか悩んだのですが、動いているバディ・ホリーとボ・ディドリーが観たくて、とりあえずこれを1枚購入。
その昔「バディ・ホリーのドーナツ盤〜」とジッタリンジンが歌っていました。
で、ボ・ガンボスの「ボ」はボ・ディドリーの「ボ」です。
比較的安いので集めてみようかな。