CBDS-1222

A SMALL, GOOD THING

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chiBaLOG

written by Daisuke Chiba
CBDS-1222

25

09.2006

[MOVIE]

誰も知らない / 是枝裕和

今更ですが観ました。

巣鴨子供置き去り事件の情報が先行していたので、重い感じがしてました。
母親と長男を美化しすぎているという批判もあったみたいですが、あの事件はモチーフになっただけで別物の作品だと思いました。
観終わった後には言葉にならないものが突き刺さった感じです。
物語事態は常識を逸脱しているのに、決してイヤな感じではなく、暖かさえ感じました。
ただ、あってはならない事件があったということだけは忘れてはいけないでしょう。

末っ子のゆきちゃんが可愛かったので、実際の事件のあの出来事が起こるのかと思うと切ない気持ちで観ていたのですが、あーいう事で起きたのではなくて、あーいう事にしてくれたのは、少し救われた気もします。

ちなみにスチールは川内倫子さん。
「blue」(©Kiriko Nananan)の時もそうだけど、「やっぱりな」と思わせる写真です。
川内さんの写真は普通の日常なのに切ないほどの懐かしさが感じられます。
オーバー気味の露出や自然光の柔らかさですかね。
僕もこんな写真が撮りたいと思う、大好きな写真家の一人です。

18

09.2006

[MOVIE]

JAZZ SEEN カメラが聴いたジャズ / Julian Benedikt

東のブルーノートに西のパシフィック・コンテンポラリー。
東のフランシス・ウルフに西のクラクストン。
最高峰のジャズ・カメラマン「ウィリアム・クラクストン」の半生を描いたドキュメンタリーです。

僕の大好きなリード・マイルス師匠がフランシス・ウルフの写真に絶妙のタイポグラフィーでデザインしたブルーノートのジャケットは「夜」や「地下」「密室」といった音楽特有の雰囲気を醸し出しているのに対して、クラクストンが撮るジャケット写真は明るさや開放感に満ちている。それは西海岸の太陽や潮風さえも感じられるくらいである。
チェット・ベイカーやソニー・ロリンズのジャケットを見ればわかる通り、西海岸のジャズはクラクストンが確立した言っても過言ではないでしょう。

写真家もデザイナーもミュージシャンもみんな楽しめる映画だと思います。

14

09.2006

[MOVIE]

エド・サリヴァン presents “ゴールデン・エイジ・オブ・ロック2” 〜ロック誕生と黄金期の到来

確か中学生くらいの時にNHKでビートルズ出演時の映像が放送されていて、ビデオに録って何度も観たものでした。

18巻一挙発売だったので、まず何を買うか悩んだのですが、動いているバディ・ホリーとボ・ディドリーが観たくて、とりあえずこれを1枚購入。
その昔「バディ・ホリーのドーナツ盤〜」とジッタリンジンが歌っていました。
で、ボ・ガンボスの「ボ」はボ・ディドリーの「ボ」です。

比較的安いので集めてみようかな。

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